家族の生活に手助けが必要になったとき、介護保険の申請といっても具体的に何をどこへ届ければいいのか分かりにくい場面は多いです。
札幌市西区の暮らしや手続きを整理している地域情報メディア『ヤマノテラス』のエリア担当ライター、タケシです。わたしも平日の合間に制度を調べた経験があります。
まずは西区での窓口や認定までの全体の流れをひとつずつ順番に見ていきましょう。
介護保険で申請する手続きの基本
介護保険を使いたいときに最初に行うのは、要介護認定や要支援認定を受けるための申請です。サービスそのものをいきなり申し込むわけではありません。
窓口へ申請書を出すことで行政による調査や審査が始まり、介護がどの程度必要かという区分が決まります。この認定が下りて初めて、デイサービスや福祉用具のレンタルといった実際の支援を利用できるようになります。
まずは心身の状態を行政に確認してもらうための手続きだと考えると分かりやすいですよ。
要介護認定と要支援認定の仕組み
認定には生活動作の一部に見守りや支援が必要な「要支援」と、より手厚い介護が必要な「要介護」の2つの区分があります。区分ごとに利用できる介護サービスの種類や支給限度額が分かれています。
申請の段階でどちらの区分になるかを自分で選ぶ必要はありません。現在の心身状況や日々の困りごとに応じて、審査会が公平に判定を行う仕組みです。区分が分かれることで、その人に適した支援計画につながっていきます。

区分は審査で決まるので心配いりません
札幌市西区で確認したい申請窓口
見落としやすいのが、申請書類を提出する場所です。札幌市西区にお住まいの方の認定申請は、西区役所の保健福祉課が担当窓口になっています。
区役所の窓口は平日8時45分~17時15分で受け付けており、2階の相談受付担当係へ向かいます。平日に時間を取るのが難しい場合は、郵送での提出も受け付けています。西区役所は琴似駅から近く駐車場もありますが、混雑する時間帯を避けるとスムーズですよ。
- 札幌市西区役所 保健福祉課
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西区琴似2条7丁目の2階2番窓口(相談受付担当係)で申請を受け付けています
電話番号は011-641-6948となっており、事前の確認も可能です。書類の書き方で迷ったときは、窓口へ行く前に電話で聞いてみると安心ですね。
申請時に準備しておきたい必要書類
申請に必要な持ち物は対象となる方の年齢によって少し異なります。事前にそろえておくことで窓口での確認が一度で済みますよ。
- 要介護認定の申請書
- 介護保険被保険者証
- 医療保険の加入が確認できるもの
65歳以上の方は手元にあるピンク色の介護保険被保険者証を持参します。40歳~64歳の方は医療保険の情報確認が必要となるため、マイナポータルの画面や資格確認書を用意しておきましょう。申請書用紙は区役所窓口にあるほか、札幌市のホームページからも印刷できます。
主治医の情報確認と意見書の手配
申請書には、本人の健康状態をよく知る主治医の氏名や病院名を記入する欄があります。医師の意見書は区役所から直接医療機関へ依頼されるため、自分で文書をもらいに行く必要はありません。
ただし、最近受診していない場合は医師が現在の状態を把握できず、意見書の作成が遅れてしまうことがあります。申請の前に受診しておくか、介護保険の申請を行う旨をかかりつけ医に一言伝えておくと安心です。もし主治医がいないときは、区役所の窓口で相談すると案内を受けられます。
自宅で行われる認定調査の流れ
申請が受理されると、調査員が自宅や入院先を訪問して普段の心身状況を聞き取る認定調査が行われます。調査は全国共通の項目に基づいて実施されます。
区役所や社会福祉協議会の調査員から訪問日時の連絡が入ります
食事や歩行など日頃の生活動作について聞き取り調査が行われます
調査結果と主治医意見書をもとに介護認定審査会で判定されます
本人は調査の場で「ひとりでできる」と無理をして答えてしまいがちです。普段の困りごとを正しく伝えるために、家族が立ち会って日頃の様子を補足してあげると安心ですよ。
申請から結果通知までの全体手順
申請から認定結果の通知が届くまでは、おおむね1か月程度の期間がかかります。主治医意見書の作成状況や調査日程によっては前後することもあります。
| 段階 | 主な内容 |
|---|---|
| 申請受付 | 西区役所への書類提出と主治医への作成依頼 |
| 訪問調査 | 調査員による心身状態の聞き取り |
| 審査判定 | コンピュータによる一次判定と専門家による二次判定 |
| 結果受取 | 認定結果通知書と被保険者証が自宅へ届く |
結果が届くまでの間でも、緊急でサービスを使いたい事情がある場合は事前に相談できます。状況に合わせて柔軟に対応してもらえる窓口があると心強いですね。
認定結果が手元に届いた後の進め方
認定結果通知書と新しい被保険者証が届いたら、次はケアプラン(介護サービス計画書)の作成に進みます。区分によって相談先が分かれています。
要支援の場合は地域包括支援センター(介護予防センター)が窓口となり、要介護の場合は居宅介護支援事業所のケアマネジャーへ依頼します。ケアマネジャーと一緒に本人の希望や生活課題を話し合い、利用するサービスを組み立てていく形です。
専門家が間に入ってくれるので、サービス事業者との細かな契約も無理なく進められますよ。
今日からできる小さな確認の一歩
介護保険の手続きは難しく見えますが、まずは手元の健康保険証や診察券を取り出して、かかりつけ医の病院名と医師の名前をメモに残すことから始めてみてください。
家族の状況が変わったときは誰でも慌ててしまうものですが、病院名と普段の生活の困りごとがひとつ書き出せるだけでも、区役所や地域包括支援センターへ相談したときのやり取りがぐっと楽になると感じています。
今夜の少し落ち着いた時間に手帳へメモを書いて、次の休日に家族で話すきっかけにしてみてくださいね。













